2020年モデル 新型CBR250RRと旧型CBR250RRの違いとは?
新型CBR250RRと旧型CBR250RR MC51
2020年9月18日に発売の新型CBR250RR。
以前のモデルからは、どのような進化を遂げたのかを比べていきます。
向上したエンジン性能
新型CBR250RRでは、腰下まで改良を重ねて旧型より+3psアップの41psを実現!
最大トルクは +0.2kgf・mアップの 2.5kgf・m
また、ピストン形状を変更する事により圧縮比が旧型11.5から12.1へと向上しました。
バランサーシャフトを小径化、バルブスプリング荷重の最適化、シリンダー下端の切り欠き追加による徹底した低フリクション化に加えて
高強度な浸炭コンロッドの採用により、さらなる高回転・高出力化を可能にしています。
スムーズな操作力&ホッピング防止のクラッチシステム
多くのスポーツモデルのバイクに使われているアシストスリッパークラッチですが、新型レブルに引き続き、新型CBR250RRでも採用されました!
最近よく聞くアシストスリッパ―クラッチですが、どのようなメリットがあるか簡単に言いますと主に2点、
クラッチレバーの操作が軽くなるのと、急激なエンジンブレーキによるリヤタイヤのホッピングを抑える効果があります。
クラッチレバーが軽くなれば、ロングツーリング等でも疲労が蓄積しにくい他、高回転時などでシフトダウンをした際などにエンジン側とタイヤ側で
大きな回転差が生じてチェーンが暴れてタイヤがトラクションを失って跳ねたり(ホッピング)タイヤのロックを起こしてしまうのを軽減させます。
オプションで設定可能なクイックシフター
標準装備ではありませんが、オプションにてシフトアップ&シフトダウン対応のクイックシフターを取付可能です。
クイックシフターとは、シフト操作を電気信号に変換し、燃料噴射タイミングや点火時期などをコントロールして、クラッチレバーの操作が不要で、
素早いシフトアップ・シフトダウンを実現します。
クラッチ操作回数を低減する事で、長距離ツーリング時のライダーへの負担を軽減します。
当店では、クイックシフター本体¥25,300・取付工賃¥7,700、計¥33,000にてお取り付け可能です。
※尚、前モデルのCBR250RRには対応していない為取り付けができません。